個人的おすすめ映画を紹介していくこのコーナー。今回のテーマは「スター・ウォーズ編」です。その中でも1977年公開の「スター・ウォーズ（新たなる希望）」、「帝国の逆襲」、「ジェダイの帰還」の旧三部作（オリジナル・トリロジー）をご紹介したいと思います。
旧三部作の見どころはは何といっても魅力的なキャラクターたちとそれを演じる俳優たちでしょう！ルーク・スカイウォーカーやハン・ソロといったヒーローたちをはじめ、泣く子も黙るダース・ベイダーも出てきます。
その後の視覚効果、音響効果、そして映画界全体を大きく変えたといっても過言ではないSF（スペース・ファンタジー）三部作です。それではさっそく見ていきましょう！
※ストーリーの核心に触れるネタバレは避けていますがご注意ください。
エピソードIV 新たなる希望
記念すべき公開一作目。現在でも史上最高の冒険映画の一つと目されています。ダースべイダー、ライトセーバー、デススターなどこの映画が残した強烈な印象を挙げていけばキリがありません。また、監督、脚本、キャラクター原案のジョージ・ルーカスが日本映画から多大な影響を受けていることもこの映画の重要な要素です。ルークが着ている柔道着みたいな服、「隠し砦の三悪人」から着想を得たといわれるR2-D2とC-3POの凸凹コンビなど、実はいろいろなところに隠されています。
エピソードV 帝国の逆襲
スター・ウォーズの時系列でいうと5作目にあたりますがシリーズ最高傑作とする声も多く、ファンの間でも人気が高い作品です。監督はアーヴィン・カーシュナーに交代していますが、ジョージ・ルーカスも製作総指揮として関わっています。ヨーダやカルリジアン男爵、ボバ・フェットなどこの作品から参加した人気キャラクターも多いです。
エピソードVI ジェダイの帰還
旧三部作の終結編。監督ははリチャード・マーカンド。自身も帝国軍の少佐役で数秒出演しています。2015年にディズニーによって続編が公開されるまで長い間スカイウォーカー・サーガの完結編とされてきました。前作、前々作の例にもれず、この作品も再編集によって変わったシーンが多くあります。詳しくはネタバレになってしまう可能性がありますのでまたの機会にしましょう。個人的にサーガのフィナーレ作品としては非常にいい出来だと思います。
いかがでしたか？
エピソードの順番としては4，5，6番目になっていますが映画の歴史から見れば、その後の映画界を大きく変えたといっても過言ではない名三部作でしょう。
ジョージ・ルーカスが4から作った理由についてはいくつかありますが、旧三部作のほうがアドベンチャー映画としての性質が高く観客に受け入れられやすいと考えたから、新三部作の舞台が首都惑星コルサントをはじめ当時の技術では描き切れないと考えたから、と言われています。
1970年代、80年代に作られたとはとても思えないような刺激的な宇宙での冒険、皆さんもぜひ楽しんでみてください。
それでは、次は新三部作でお会いしましょう。