おすすめ映画【歴史編】

個人的おすすめ映画を紹介していくこのコーナー。今回のテーマは「歴史編」。戦争、発明、芸術、、、様々な分野で歴史に名を残す人物、事件もまた映画の最高の題材です。名前を聞いたことがある人物の知られざる苦悩や人間関係まで楽しく知ることができます。ただ当然のことですが映画という芸術、そしてエンターテインメントとしての作品になっていますのであくまで映画としてみるのが正解です。それではさっそく見ていきましょう!

※ストーリーの核心に触れるネタバレは避けていますがご注意ください。

ヒトラー~最後の12日間~

第二次世界大戦中、ドイツの総統ヒトラーの最期の日々を秘書の視点から描きます。大戦末期のベルリンを中心としたヨーロッパの悲惨な状況がリアルな作品です。もちろんヒトラーは重要人物ですがナチス幹部や秘書など、ベルリンの防空壕にいる品物一人一人の描写が丁寧。ちなみに、「総統閣下シリーズ」はこの映画の1シーンです。

それでも夜は明ける

キウェテル・イジョフォー主演、スティーブ・マックイーン監督でアカデミー作品賞も受賞した名作。19世紀、奴隷制が続くアメリカで奴隷として働かされた主人公。原題は「12 years a slave」で、意味は「12年間、奴隷として」です。この作品で高い評価を受けたルピタ・ニョンゴはスター・ウォーズやブラックパンサーなど大作映画にも起用されるようになりました。

ちいさな独裁者

2018年公開のドイツ映画。拾った軍服を着た脱走兵の実話をもとにし、白黒で描かれます。「ダイバージェント」シリーズや「RED/レッド」などの作品で知られるドイツ人監督ロベルト・シュヴェンケ監督作品。崩壊寸前のナチス将校たちの様子や収容所の描写など、どちらかというと末端の人間を描いた作品。

ラストエンペラー

清の最後の皇帝、溥儀の半生を描いた大作。音楽は坂本龍一が担当し、アカデミー賞作曲賞を受賞しました。太平洋戦争前から満州国の皇帝となるまで、激動の時代を生きた愛新覚羅溥儀。イタリア人のベルナルド・ベルトルッチ監督が満州語も交えて英語で描きます。音楽の坂本龍一も日本の軍人役として出演しています。

ダンケルク

巨匠クリストファー・ノーラン監督の2019年時点での最新作。ケネス・ブラナーやトム・ハーディなどベテラン、中堅勢から歌手としても活躍するハリー・スタイルズなど若手まで幅広く起用した作品。音楽はノーラン作品ではおなじみのハンス・ジマーが担当しました。ノーラン作品や戦争映画にしてはにしては短めで2時間ないのでとても観やすい作品だと思います。

いかがでしたか?

歴史映画というと歴史を変えたヒーローが描かれることも多いですがやっぱり戦争など負の部分にもスポットライトが当てられることが多々あります。冒頭にも書きましたが「映画として」歴史や人物を楽しむことができる作品が多くあります。

それまた、いい映画を観たときに。

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