個人的おすすめ映画を紹介していくこのコーナー。今回のテーマは「ミュージカル」。意外と好き嫌いが分かれるジャンルのような気もしますが、映画好きで音楽も好きという方も多いんじゃないでしょうか。同時に2つの要素を楽しめるある意味特殊なジャンルです。
一口にミュージカルといってもオリジナルの楽曲がストーリーを彩ることもあれば、往年のヒット曲だけで構成された名作もあります。それではさっそく見ていきましょう!
※ストーリーの核心に触れるネタバレはしていませんがご注意ください。
ムーラン・ルージュ!
バズ・ラーマン監督、歌の吹き替えなしで主演を務めるのはユアン・マクレガー、ニコール・キッドマンの2人。この3人でももう面白そうですが、この映画の魅力はそこだけではありません。誰もが知っているヒット曲をふんだんに盛り込み、画面の色と映像が印象的な作品です。
ラ・ラ・ランド
「セッション」で一躍有名になったデミアン・チャゼル監督、2016年公開。こちらの作品の楽曲はオリジナルですが、ジャズの要素を強く取り込んだ作風です。主演のエマ・ストーン、ライアン・ゴズリングの2人のダンスシーンも印象的ですがどのシーンを切り取っても絵になるような映像も魅力の一つです。おそらくアカデミー作品賞を逃した作品で一番賞に近い場所まで言った映画です。いろんな意味で。
グレイテスト・ショーマン
今や、っていうかずっとオーストラリアを代表する俳優の一人、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル。「史上最大のショー」で有名なP. T. バーナムという人をモデルにしていますが伝記映画ではないので単純なミュージカルとして楽しめます。出演陣、楽曲ともに日本でも人気を集めました。
マンマ・ミーア!
スウェーデンを代表するバンド、アバの名曲たちで構成されたジュークボックス・ミュージックの映画化。アマンダ・セイフライド、メリル・ストリープなど本場のミュージカルでも活躍する出演陣による歌でこちらも人気の高い作品です。
アリー/スター誕生
レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー主演の名作映画「スタア誕生」のリメイク。歌手として日本でも人気の高いレディー・ガガですが、この作品でアカデミー楽曲賞を受賞し、主演女優賞にもノミネートされました。アルバムを出すたびに世界から称賛されてきた彼女ですが、映画の世界でもそのたぐいまれなる才能を示しました。
いかがでしたか?
単純にエンターテインメントとして楽しむことができるミュージカル映画。落ち込んだ気分の時も名曲を聴けば心が晴れます。今回は21世紀の公開された映画メインで紹介しましたがミュージカルには歴史に残る名作もたくさんあります。ぜひそちらもチェックしてみて下さい。